これまでのあゆみ

HISTORY

あゆみ

元気な花で笑顔を届けたい
花一筋で三代50年。
「元気な花で笑顔をお届けしたい!」をモットーに、
約300種類もの洋ランを育てる花生産者として、
パイオニアスピリッツを忘れず一歩一歩、歩み続けています。
宮川洋蘭の軌跡
HISTORY
農園にて 初代宮川三蔵、2代目宮川政友、3代目宮川将人

戦後、創業者の宮川三蔵が出兵から生還。
生まれ故郷の戸馳島に戻る。

「これから食糧作りを担うのは農業。
自分はその中で心を満たしてくれる花を育てて
多くの人に広げよう」

そんな思いから、いけばな用の花木や球根植物の生産に着手。
まだ橋がなかったため生産した花きは夫婦でリアカーを引き、船で渡り、電車に乗って熊本市内に行商に出て販売していた。

1970年、二代目、政友が熊本農業高校で学び、その卒業祝いとして
父・三蔵の友人にもらった洋ランの本に衝撃を受けた。

「これからの時代はこんな華やかな花が喜ばれるに違いない!」

と、手探りのラン生産に挑戦開始。
5年以上の試行錯誤を経て洋ランの生産技術を体得し、
当時珍しかった洋ランの専業農家となる。

1984年、島で生まれ育った農家仲間19人も参画して「五蘭塾」を結成。
名前の由来は『五年先を見据えてランの事を学んでいこう。』

ターニングポイント
TURNING POINT
1994法人化して有限会社宮川洋蘭に
地域で安心して働ける雇用環境を作りたいと法人化。
年間出荷を目指してシンビジューム専門から、オンシジューム、
エピデンドラム、デンファレ、カトレアなど多品目生産に意向。
1999年には全国農業コンクールにて農林水産大臣賞を受賞(経営部門)。
2005リビングオーキッドの生産開始
世界のラン王アンディ松井氏の下で修業し、
アメリカから帰国した3代目将人がギフトが主流の国内で
「家庭でも楽しめる蘭」の生産に着手。
どこでも誰でも育てやすいコンパクトなミニ洋ラン作りに挑戦。
2007インターネット販売をスタート
「全国のご家庭に高品質な蘭をリーズナブルにお届けする」
という目標のもと、楽天市場にネットショップをオープン。
この年結婚した若嫁の旧姓「森水木」が店長となり
ネットを通じたBtoC事業をはじめた。
20116次産業化ボトルフラワーの開発
生花を乾燥させて色鮮やかなままガラス内にアレンジするすることで、
半永久的に美しさが楽しめる「森のグラスブーケ」を開発。
農園で咲きたての多様な蘭をふんだんに使った今までにない商品として
ビジネスコンテストでも数々の賞を受賞した。 事業発表動画
2016地域貢献事業 「農家ハンター」始動
地域課題となっているイノシシによる農産物被害の現状を解決するため、
三代目将人が県内の若手農家100人に呼びかけ
「地域と畑は自分たちで守る」活動を有志でスタート。
そこから派生した活動は農林水産大臣賞を受賞するなど注目を集め、
県内外に広がっている。
2020三代目へのバトンタッチ
戦後、花つくりを始めた初代三蔵から、洋ラン栽培を始めて仲間と
全国屈指の生産グループ五蘭塾を作った二代目政友。
そのバトンが将人、水木へと繋がれました。
農業を通じて真の「日本で一番大切にしたい会社」を目指して参ります。
2023観光農園事業をスタート
過疎化が進む地域を明るく元気にするために、
ウキウキランランいちご狩り園をオープンさせました。
洋ランの鉢物栽培技術を生かした「おウチでいちご狩り鉢」や
「食べられるいちごの花束」などありそうでなかった新商品も開発。
夏にはブルーベリーとイチジク狩りのサービスも始め、
家族連れて賑わっています。

ウキウキランラン
いちご狩り園

受賞歴
AWARD
1989年
全国農林水産祭にて農林大臣賞受賞(組織部門)
1999年
全国農業コンクールにて農業水産大臣賞受賞
2002年
10年に一度の国際園芸博覧会オランダ「Floriade2002」にて2品種が金賞受賞
2012年
楽天市場にて直営ショップが「顧客満足度の最大化賞」受賞
2013年
日本最大のフラワー商談会にてボトルフラワーがベストプランツ受賞
2016年
農業の未来をつくる女性活躍経営体(WAP100)受賞 
2017年
第2回九州ベンチャーアワードにてグランプリ受賞
五蘭塾(当産地)が「花き技術・経営コンクール」で表彰
経済産業省中小企業庁「はばたく中小企業300社」に選定
2018年
経済産業省 地域未来牽引企業に選出
楽天市場ショップオブザイヤーCSR賞(社会貢献)受賞
農家ハンターが生物多様性アクション大賞で農林水産大臣賞受賞
2019年
東日本大震災から始めた「花で元気募金」に感謝状授与

「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」受賞

2022年
全国洋らん品評会にて2年連続金賞受賞
2023年
3代目の母校主催の「東京農大経営者大賞」を受賞